研修施設一覧
研修施設とその担当領域
主な研修施設(※番号はマップと対応しています)
❶垂水市立医療センター垂水中央病院(基幹施設)
人口約1万3千人、高齢化率44%というまちの唯一の病院として、地域の医療のほとんどを担当しているため、総合診療科・内科を中心に多彩な疾患を受け入れ、救急・外来・入院診療を行っています。また、2017年4月に病院敷地内に地域包括ケアセンターが設置され、訪問診療にも力を入れています(在宅療養支援病院)
❺鹿児島県立大島病院
奄美群島の拠点となる病院であり、救命救急センターならびにドクターヘリの基地病院であることから、一次から三次までの救急医療を提供しています。また、へき地医療拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、管理型臨床研修病院などの指定も受けているため、多くの診療科の研修が可能です。
⓫枕崎市立病院
病床の2/3を療養型病床が占めている慢性期中心の病院で、幅広い一般外来診療とともに在宅医療を積極的に行っています。また、市立病院として市の保健・福祉にも大きな役割を果たしています。
⓳鹿児島赤十字病院
整形外科、リウマチ科などの専門診療が中心ですが、自治医科大学出身者が多いことより総合診療科も開設しています。また、赤十字の社会貢献活動として災害医療にも大きな役割を果たしているとともに、三島、十島のへき地診療所の診療の管理・指導も積極的に行っています。
勤務の実際
1)勤務の実際
研修中は研修施設で原則として週4日以上の勤務(医師法上の「常勤医師」としての取り扱い)、給与は勤務する施設の職員として給与規定に基づき支払われます。各施設の待遇は原則として常勤ですが、施設によっては研修期間が1年未満の場合はレジデント(非常勤)待遇となります。義務年限内の自治医科大学卒業医師は鹿児島県職員の身分、義務年限内の鹿児島大学医学部の地域枠卒業医師については鹿児島県が勤務条件の対応を行います。また、赴任費用、宿舎・託児所の有無、健康保険なども施設・研修期間などによって異なりますので、前もって事務局に確認ください。
2)研修の中止・中断、プログラムの移動、プログラム外研修など
研修開始時には想定していなかった理由により研修続行が困難になる場合があると思います。主な基準は下記のとおりですが、早めにプログラム責任者にご相談ください。専攻医が不利益を被らないように、最大限の対応を検討します。
1) 休止:疾病、妊娠・出産、育児、介護、その他やむを得ない理由に伴う研修期間の休止については、プログラム修了要件を満たし休職期間が6か月以内の場合は研修期間を延長する必要はありません。
2) 中断:大学院進学などのプログラム外研修、その他やむを得ない理由で6か月以上研修を中断する場合には、中断・再開の手続きが必要です。
3) 研修中の居住地の移動、その他の事情により、本プログラムでの研修続行が困難になった場合は、研修プログラムを変更することにより研修続行が可能です。